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2020-12-12 22:07:00

これまでに起きたこと、そのすべてが「ギフト」だとしたら

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私たちの人生の中には、心が踊るような楽しいこと、素晴らしいことがあれば、乗り越え難いような悲しみ、苦しみに直面することもあります。

 

もしこれまでに起きた出来事や経験、すべてが自分自身への「ギフト」だとしたら・・・。

 

ハッピーでポジティブな出来事の場合、言われるまでもなくギフトであると感じるかもしれません。

 

でも、辛く苦しい、ネガティブな出来事の場合はどうでしょうか?

 

「なんで私がこんな目に・・・。」と被害者の気持ちが湧くかもしれません。

 

場合によっては「私がダメな人間だから、こんな経験をしたんだ。。」と、自分自身を責めてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

そして「こんなネガティブな出来事、起きなければよかったのに・・・。」と思いたくなりますよね。

 

私自身がそう感じていました。

 

例えば子どもの頃に目にして傷ついていた、両親のケンカ(両親の不仲)。

 

「どうしてお父さんとお母さんはケンカをするの?」

 

「ケンカなんて、見たくない、聞きたくない!」

 

「私のせいなの?」

 

「なんで私のお父さんとお母さんは・・・。」

 

中学生になる頃には多感な時期ということもあり、家ではあまり口をきかなかったような気がします。

 

自分を守るために、心をブロックしていたんですね。

 

時が経つごとに少しずつ自分というものが確立され、「私は私」という概念が芽生えました。

 

そして、「あれは二人の問題だから私は関係ないかも!」と思えるようになったことで、とても楽になったことを覚えています。

 

とはいえ、少し前まではネガティブな出来事としてしか捉えていませんでした。

 

でも自分自身が結婚し出産したことで、その出来事の捉え方が全く変わってしまったのです。

 

「あれは、私のために起きたことだった!」と。

 

両親の不仲を見てきたからこそ、夫婦といえど他人であり、そして2人の歩み寄りの上で調和が保たれるということを学びました。

 

そして、どれだけ月日が経ったとしても、お互い尊重するべき存在であるということも。

 

また、子どもの前では夫婦の言い合いはしないようにしよう、と思うこともできました。

 

その経験を、自分自身の家族づくりに活かすことができているのです。

 

また、ヨガカウンセラーをはじめたことで、さらにその経験を活かす場が増え、今はあの経験がギフトであったことを確信しています。

 

過去にネガティブな出来事が起こった時、それはもう起きたことで変えることはできません。

 

ただその出来事を捉え直す「リフレーミング」をすることはできます。

 

これからの人生ずっと被害者意識の中にいるか、そのカゴから出て今を生きていくのか、それは自分自身で選択できることだったのです。

 

もし、過去の出来事にあなたが今も苦しんでいるとしたら、ぜひ一度時間をつくって「その出来事からのギフトはなんだろう?」と考えてみましょう。

 

できればノートに3つ書いていきます。

 

いくつかそういった出来事がある場合は、それぞれに対して3つずつ書き出していきましょう。

 

書いてみて、心や体の変化をじっくり感じてみます。

 

もし、もう少し癒しが必要だと感じた場合は、目を閉じて5回深呼吸をします。

 

辛い体験をして、縮こまっている自分をイメージしましょう。

 

そして今の自分がその頃の自分自身に寄り添って、背中をさすったり、「大丈夫だよ。」「今の私はこんなに幸せに暮らしているよ。」と声をかけてあげます。

 

もし、この時に涙が溢れる場合は、ゆっくり安心して泣いて大丈夫。

 

心が落ち着いてきたら、また5回深呼吸をしてゆっくり目を開けましょう。

 

私たちは本来、自分で自分を癒すパワーを持っています。

 

もちろん誰かのサポートによって、よりパワフルになることもありますが、「自分にはその力がある」ということを知っておくことが大切です。

 

そして私たちの前には、自分自身で選んだ世界が広がっているということも。

 

もしこれまでに起きた出来事や経験、すべてが自分自身への「ギフト」だとしたら、あなたはこれからの人生をどんな風に生きていきたいですか?

 

もし過去の振り返りやリフレーミングに不安がある方は、TariteMititeYogaのセッション「ライフデザインカウンセリング」でご相談ください。

 

あなたが本来持っている力を思い出し、自分自身の内側から起こる気づきをサポートいたします✴︎

 

 ではまた〜!