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正しさの中で、身動きができなくなった時に
最近気がついたことですが、どうやら私は行動する時に「正しさ」や「根拠」みたいなものを大切しているようです。
(本当に正しくできているかどうかは別として…)
例えば文章を書くときの言葉一つをとっても、意味合いや使い方が正しいかどうか。
ヨガやヨニケアのレッスンでは、お伝えすることの根拠。
これは性格もありますが、看護学生時代の経験が大きく影響しているような気がしています。
病棟での実習で、実際に患者さんを受け持たせていただいた時…
毎朝、担当の看護師にその日に行うケアと、その理由や根拠を説明する時間がありました。
そこで必要性や安全性などが伝えられなかった場合、却下されることも多く、心が折れまくります。。
もちろん患者さんに対して責任を持って行うことなので、当然のことなのですが…
20歳の私は、劣等感や無力感を感じずにはいられませんでした。
そんな経験から何をするにも頭の中で、理由や根拠を考えるクセがつきました。
このクセは、安全性の確保や信頼関係を築くという面ではとても役立っています◎
でも看護師ではない今、時々自分が決めた正しさや、根拠探しで身動きが取れなくなることもあって…
そうなると、アイディアの段階ではあんなにワクワクしていたのに、だんだん苦しくなります。
そして結局行動に移せなくなってしまったり…。
そもそも正しさは人によって、状況によって、大きく変化するものです。
人それぞれの正しさがある中で、自分の正しさを追い求めていたら、きっと自分も周りも、窮屈なはず。
それに何気ない日々の中で、根拠ってどのぐらい重要なんだろう…と思ったり。
私の場合、とくに「正しさスイッチ」が入りやすいのは仕事の場面です。
正しさを追いかけるあまり、満身創痍でプロジェクトを終えたこともありました…。笑
でも今はスイッチがONになりそうになったら、ひと呼吸。
その正しさは誰のため?
絶対に欠かせないもの?
と、自分に問いかけるようにしています。
そうすると大体、自分自身の不安を解消するための行動だったことに気がつきます。
ここまで来たら、あとは魔法のことば「ま、いっか!」をつぶやくだけ!
正しさスイッチがパチっとOFFに切り替わります◎
もしあなたが自分の正しさの中で窮屈になって、行動できなくなってしまったら。
誰のための正しさなのか、必要不可欠なものなのか、考えてみることをおすすめします。
身に纏う空気がゆるみ、よりあなたらしさが表現されていくはずです。
ではでは、ステキな週末を!
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