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2020-04-16 20:00:00

「先の見えない不安に。」10分でできる、ストレスケアのための呼吸法

こんにちは、メディカルヨガインストラクターのMokです!

今回のテーマはヨガの真髄とも言える「呼吸」です。

ヨガの根底の一つに「プラーナーヤーマ」があります。これは呼吸に意識を向けコントロールするということ。また呼吸はエネルギーの循環と考えられています。

「STAY HOME」の暮らしや非常事態の中では気がつかない間にストレスが溜まっていることも。

私たちはストレスがかかると自律神経のバランスが乱れ、交感神経の働きが優位になります。これにより体が興奮状態になって眠れなくなったり、お腹の調子が悪くなったりするのです。

また、いつも無意識で繰り返されている呼吸はストレスにより浅くなりがち。そして呼吸が浅くなることで、また交感神経が働きやすくなってしまうという悪循環に。。

まずは呼吸を深め、自律神経のバランスを整えましょう。

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ー自律神経のバランスを整え、ストレスをケアする呼吸法ー

1.床にあぐらをかいて座るか、仰向けになります。難しければ椅子に座っていても構いません。

2.軽く目を閉じ、今の呼吸に意識を向け観察してみましょう。呼吸の深さや頻度、体の中に空気が入ってくる様子、出ていく様子を見つめます。

3.気持ちが落ち着いてきたら、お腹に両手をあてましょう。吸う息とともにお腹を膨らませ、吐いてお腹を凹ませます。5呼吸ほど繰り返したら、自然な呼吸に戻ります。

4.次に胸に両手をあてます。吸う息とともに胸を持ち上げ、吐いて胸を下ろします。5呼吸ほど繰り返したら、自然な呼吸に戻ります。

5.次に胸の前で腕をクロスさせ、鎖骨のあたりに両手をあてます。吸う息とともに鎖骨を持ち上げ、吐いて鎖骨を下ろします。5呼吸ほど繰り返したら、自然な呼吸に戻ります。

6.最後に3つの呼吸をつなげて行なっていきましょう。腕は鎖骨に置いたままで構いません。吸う息とともにお腹を膨らませ、胸を持ち上げ、鎖骨を持ち上げて、吐いてお腹を凹ませ、胸を下ろす、鎖骨を降ろします。5呼吸ほど繰り返したら、自然な呼吸に戻ります。

 

忙しい日々の中で、なかなか呼吸に意識を向ける機会は少ないかもしれません。
そのため、はじめは呼吸を深めることに難しさを感じることもあると思います。

朝目が覚めて、布団の中で行っても◎また、疲れを感じた時やリフレッシュしたい時などご自身の暮らしに合わせて取り入れてみてくださいね。

 

 目代なおこ