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2020-03-14 12:00:00

風邪・ウイルス対策に!ヨガインストラクターが伝える【メディカルアロマ&ハーブ】

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メディカルヨガインストラクターのMokです!

ここ最近、世間はウイルス感染症のニュースで持ちきりですね。

感染の広がりやマスク不足で不安な方も多いと思います。

まずは確かな情報に触れ、目の前の幸せや心の平穏に意識を向けて安心して過ごすことが大切だと感じています。

今回は、風邪・ウイルス感染症対策におすすめのアロマとハーブをご紹介します!

 

 

風邪・ウイルス対策におすすめのアロマ

1.ユーカリ・グロブルス(ユーカリプタス)
ユーカリの葉から抽出されたユーカリ・グロブルスはすっきりとした香りが特徴で、呼吸器系の風邪の時に重宝されています。

抗ウイルス作用や免疫賦活作用(免疫の働きを高める作用)に加え、呼吸器系の感染症予防や初期症状(鼻水・鼻づまり・痰・喉の痛み)の緩和に役立ちます。

※ユーカリは品種が多く、ユーカリ・ラディアータ、レモン・ユーカリなど多数ありますが、呼吸器系に役立つのは、ユーカリ・グロブルスとユーカリ・ラディアータ。精油を購入する際にはお気をつけください。

※皮膚刺激が強いため高濃度での使用はお控えください。

※高血圧や癲癇をお持ちの方もお控えください。

2.ティートリー
名前を直訳すると「お茶の木」ですが、お茶ではありません!
主にオーストラリアに生息するフトモモ科の植物で、先住民のアボリジニたちは傷薬や抗菌薬として活用してきました。葉から抽出される精油はすっきりと清涼感のある香りで、抗ウイルス作用や免疫賦活作用があり感染症予防に役立ちます。

※敏感肌の方は刺激にご注意ください。

3.ローズマリー
お料理にもよく使われるハーブのローズマリーはシソ科の植物で、葉から精油を抽出します。さわやかな香りが特徴で、抗ウイルス作用や抗炎症作用、免疫賦活作用、そして呼吸器系の不調の改善にも役立ちます。

※ローズマリー全般:乳幼児、妊産婦、授乳中の方、高血圧の方は低濃度にするなど、注意してお使いください。
ローズマリー・カンファー:癲癇をお持ちの方は低濃度にするなど、注意してお使いください。

4.ペパーミント
日本では古くから「ハッカ」として親しまれるペパーミントはシソ科の植物で、葉から抽出された精油は、スーッとした清涼感のある香りが特徴です。
抗ウイルス作用や抗炎症作用、免疫賦活作用があり、風邪予防をサポートしてくれるハーブです。

※乳幼児、妊産婦、授乳中の方、癲癇をお持ちの方、敏感肌の方は低濃度にするなど、注意してお使いください。

5.フランキンセンス(オリバナム/乳香)
カンラン科の木の樹脂から抽出されるフランキンセンスは、イエスキリスト誕生の贈り物として聖書にも登場する歴史のある香りです。クレオパトラや楊貴妃が愛したとしても有名で甘くスパイシーな香りが特徴です。

アンチエイジングへの働きのイメージが強いですが、実は抗ウイルス作用や抗炎症作用、免疫賦活作用があり、呼吸器系感染症の予防にも役立つとされています。
ユーカリやペパーミントなどの清涼感のある香りが苦手な方におすすめです。

5.レモン
食用としても馴染み深いレモンは、多くの方がご存知の通り爽やかな香りが特徴です。抗ウイルス作用や抗炎症作用、免疫賦活作用、そして室内の浄化にも役立つアロマです。

※キャリアオイルにブレンドしてお肌のトリートメントに使用する場合は、光毒性にご注意ください。また、敏感肌の方も注意が必要です。

 

風邪・ウイルス対策におすすめのアロマブレンド
・ユーカリ・グロブルス+ティートリー+ペパーミント
・ティートリー+フランキンセンス+レモン

 

室内の浄化におすすめのアロマブレンド
・レモン+ラベンダー+ペパーミント

芳香浴や吸入法と注意点

 

・ティッシュペーパーやハンカチに精油を落とす。
お部屋の中やオフィスで気軽にアロマを楽しめます。
精油の滴数目安:1〜2滴程度

・ディフューザーを使う。
アロマ専用のディフューザーで広範囲に香りを拡散させて楽しむことができます。

精油の滴数目安:1〜5滴程度

※同じ香りで長時間芳香浴を行うと、香りが感じにくくなります。適宜部屋の換気を行いましょう。
※ハンカチを使用する場合はシミになる場合があります。

・お湯をはった洗面器に精油を落とす。(蒸気吸入法)
洗面器やマグカップに熱いお湯を入れ、精油を落として蒸気を吸い込みます。

精油の滴数目安:1〜3滴程度

※粘膜刺激の可能性があるので、目を閉じて行いましょう。
※咳が出る時、喘息の場合はお控えください。

風邪・ウイルス対策におすすめのハーブティー

 

1.エキナセア
パープルコーンフラワーとも呼ばれ、北アメリカの先住民が最も大切にしたハーブと言われています。伝染病や虫さされなどに使っていたことから「インディアンハーブ」とも呼ばれます。免疫賦活作用や抗ウイルス作用があり、「免疫力を高めるハーブ」として広く知られています。

※飲用する場合は2週間ぐらいを目安にし、連続使用は避けましょう。
※多量に飲むと、吐き気やめまいといった症状を起こすことがありますので注意しましょう。

2.マリーゴールド(日本名:キンセンカ)
古代エジプトでは若返りの薬として、またジプシーたちは万能薬として利用していました。抗ウイルス作用や消炎作用があり風邪予防に役立つハーブです。

※キク科のアレルギーがある方は注意が必要です。
※妊娠初期は多量に使用しないよう、注意しましょう。

3. レモンバーム
「長寿のハーブ」と言われるレモンバームは、古代ギリシャ・ローマ時代から内用・外用として使われてきた記録が残っているそうです。抗ウイルス作用があり、特に発熱性の風邪の緩和に有用とされています。

4.エルダーフラワー
初夏に小さなクリーム色の花をつける、マスカットに似た香りがするハーブです。
イギリスではコーディアルという伝統的な自然飲料として楽しまれています。
ヨーロッパの伝統医学とアメリカ先住民の伝統医学に用いられてきた歴史があり、欧米ではインフルエンザにおすすめのハーブとされています。

 

症状別のおすすめブレンドティー
1.風邪やインフルエンザの予防に
・エキナセア+ローズヒップをベースにしたブレンド

2.風邪のひきはじめや発熱時に
・エキナセア+エルダーフラワー+リンデンフラワー

・エルダーフラワー+ジンジャー+ペパーミント

 

今回は風邪・ウイルス対策にオススメのアロマやハーブをご紹介しました。

今の時期は意識的にホッとできる時間を増やし、リラックスして過ごしていきましょう!

 

 目代なおこ