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熱中症対策のために「ヨガ」ができること
急な梅雨明けに、心も体も追いついていませんが、いよいよ夏ですね🌴
これからやってくる猛暑を前に、「熱中症が心配…。」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
熱中症対策というと、水分や塩分の補給や、クーリングが思い浮かぶかと思いますが、実はもう一つぜひとも行なっておきたいことがあります。それは「暑熱順化(しょねつじゅんか)」です。
「暑熱順化」とは、暑さに体を慣れさせることを意味しますが、「暑さに対応できる体にする」と言う方がしっくりくるような気がします。
私たちは暑いと感じたとき、発汗による気化熱や体の表面からの熱放散で体温を調節しています。この体温調節がうまくいかないと、熱がこもって体温が上昇し、熱中症が引き起こされます。
そのため、熱中症アラートが出るような危険な暑さになる前に、暮らしの中でじわ〜っと汗をかくことができる運動や入浴を行い、汗をかく=放熱の練習をしておくことが大切です!
そして、その汗をかく練習としておすすめしたいのが「ヨガ」です。汗をかくと言うと、ホットヨガをイメージされるかもしれませんが、常温のヨガでも自重を使って負荷をかけ、筋肉を働かせることでしっかりと発汗することができます🔥
実際、今日のいなっせでの「メディカルヨガ講座」では、「暑熱順化」のお話をさせていただいた上で、太もも周りや体幹の筋肉を使った、じわっと汗をかけるような動きをおこなっていきました🔥
パリガアーサナ(門のポーズ)の軽減バージョンでは、丁寧にアライメントを整え、キープしていくと、じわじわ効いて体が熱を帯びてくる〜!😂
ご参加の皆さんのタオルで汗を拭いたり、水分補給をされる様子からも、発汗ができる運動になったことが伺えます!
(「筋肉痛になりそう!」という、うれしい悲鳴!?も聞こえてきました😇)
また、快適さを大切にしているヨガは、「やり過ぎない(やらなさ過ぎない)心」を育むトレーニングでもあります。そのため、「暑い中、頑張り過ぎない」「疲れていたら、無理せず休息をとる」「適度に活動をする」というような行動につながり、自然と熱中症になりにくい暮らしを送ることができます🌿
今からでも遅くはありませんので、ぜひ「暑熱順化」や「熱中症対策」としての心と体のトレーニング「ヨガ」をはじめてみませんか?
※現在開講中の「メディカルヨガ講座(前期)」は申し込みを終了しております。直近でレッスンの受講をご検討中の方は、毎週水曜朝8:15からの「日々の朝ヨガ」へご参加ください😊
また、2024年10月月開講の「メディカルヨガ講座(秋期)」のお申し込み受付がスタートしています!70分のクラスで、ヨガ初心者の方や運動習慣のない方でも安心してご参加いただけます。
それではよい週末を〜!