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「メディカルヨガ」ってどんなヨガ?一般ヨガとの違いと5つの魅力
みなさんは「メディカルヨガ」をご存知でしょうか?
きっと初めて聞いた、という方もいらっしゃるかと思います。 メディカルヨガはまだまだ新しいジャンルのヨガで、体が硬くても高齢者の方でも安全に、疾患予防や不調改善を目的に取り組むことができます。
今日はメディカルヨガの特徴や、一般的なヨガとの違いと私が感じる5つの魅力をご紹介したいと思います!
メディカルヨガとは?
メディカルヨガとは、体が硬くても運動に制限のある方でも、安全に疾患予防や不調改善を目的に取り組むことができるヨガです。一人一人にあった軽減法を取り入れることで、無理なく行うことができます。
また、自分の健康は自分で守る「セルフメディケーション」の取り組みとしても有効です。高齢化が進むこれからの時代、どんどんニーズが高まることが予想されています。
メディカルヨガをリードする「メディカルヨガインストラクター」は、内閣府認証特定非営利法人 日本統合医学協会が検定・認定を行う資格です。
一般的なヨガとの違いは?
一般的なヨガもメディカルヨガも「健康や美容」を目的としたものですが、メディカルヨガは、さらに心や体の不調・機能改善を目的に代替医療の一つとして医療や介護の現場で導入されています。
私が感じる「メディカルヨガ」の5つの魅力
1.体が硬くても、無理なくヨガを楽しむことができる。
私自身、子どもの頃からブリキのように体が硬く、小学校のマット運動ではいつも劣等感を感じていました。立位前屈では床に手が届くことはなく、開脚前転もままならない状態。。
そんな私がヨガを始めたのは10年ほど前のこと。体の硬さは相変わらずで、レッスンの際は、先生や周りの生徒さんを見ては自分にガッカリしていました。
それでもヨガのエネルギーだけはしっかりと感じ、いつかライフワークにするかもしれないとその頃から思っていました。
しかし5年前に会社の駅伝大会で5km走ったところ、膝の半月板を損傷し全治1ヶ月。痛みは引いたものの、今も左膝に違和感が残っています。
私の体は運動に向いていないのかな、まあしょうがないか…と思っていたところに出会ったのがメディカルヨガでした。
メディカルヨガはそれぞれの身体状況に合った軽減法を取り入れるので、無理なくアーサナを行うことができるのです。
2.ありのままの自分とつながり、内なる声に耳を傾けることができる。
ヨガそのものが自分や自然とつながることとされています。それはメディカルヨガも変わりありません。ただ私としては、より「今の自分」や「ありのままの自分」を見つめ、受け入れることができるのがメディカルヨガだと感じています。
難易度が高い、運動量の多いヨガではないので、自然とクラスのレベル差が生じにくくなります。劣等感を感じることなく「今の自分ができること」に集中する。
そして今日の呼吸、体の動き、そして心の様子をじっくりと観察し、今できる限りの事をする。これにより1回のクラスの中で「他の誰かを目指すのではなく、まずは今のままの自分を受容する。」そんな時間になればと思っています。
3.お悩みに合わせたプログラムで、不調の改善や健康の維持・増進につながる。
メディカルヨガでは解剖生理学に加え、体の不調や疾患に関する知識をもとに「肩こり」「腰痛」「ストレス」「ロコモ予防」など、お悩みごとにプログラムを組んでいきます。
例えば「肩こり」のクラスでは、すでに緊張による肩のハリなどを感じられている方でも、軽減法で段階的にアーサナを深めていくことができます。
そしてストレッチや筋肉を使うことで、肩周りの血流の上昇や可動域を広げ、肩こりの緩和や予防につながります。
4.自律神経のバランスを整えて、心の不調にもアプローチする。
ヨガは呼吸に合わせてアーサナをすることで、交感神経・副交感神経のバランスが整います。興奮状態だった方はリラックスでき、落ち込み気味だった方は明るい方へ気持ちを向けることができます。
私は仕事で疲れたときに、給湯室で立位のアーサナや意識的な呼吸をすることがあります。ヨガには「ターダアーサナ(山のポーズ)」という全ての基本となるアーサナがありますが、このアーサナをとるとスッと心が落ち着き、呼吸が深まります。5呼吸ほど続けると頭もスッキリして、また仕事に戻ることができるのです。
たった1つのアーサナで?と思うかもしれませんが、それだけヨガはパワフルで私たちの暮らしをサポートしてくれる存在なのです。
5.アロマやハーブを組み合わせることで相乗効果が期待できる。
メディカルヨガではクラスに合わせて、アロマやハーブの知恵を活用していきます。
一般的なリラックス効果に加えて、心の不調にクローズアップしたり、季節に合わせた花粉症対策や、免疫力を高める香りやハーブティーをご紹介することも。
ヨガと組み合わせることで相乗効果が期待できますし、ご自宅でもアロマやハーブを取り入れられるようサポートします。
いかがでしたでしょうか?少しでもメディカルヨガについて興味を持っていただける機会となったら幸いです!
もし「体が硬くてヨガには向いていない…」と思っていたら、ぜひ一度メディカルヨガのクラスを体験してみてください。また、周りに同じような思いの方がいらっしゃる場合は、おすすめしていただければと思います。
不安が大きくなりやすい今日この頃。まずは自分の心の平穏や、今ある幸せを味わうことに意識を向け、安心して日々を過ごしていきたいですね。
ウイルスの流行が落ち着いたら、こちらでもワークショップなどのお知らせをさせていただきます!
目代なおこ
考えごとの質を高めて、インスピレーションを受け取る方法-環境編-
片手間で考えごとをしていませんか?
みなさんは考えごとをする時、いつどこでどんな風にしていますか?
私は5歳の子どもと暮らしていて、平日はフルタイムで仕事をしているため、家事をしながらや、通勤の電車の中など片手間で考えることが多くあります。
一石二鳥で時間を有効活用できていい!と思っていたのですが、なかなか答えが出ず、ぐるぐる同じことを考えていることに気が付きました…
また考えながら行なっている家事は何かしら抜けがあり(掃除機をかけているとどこまでかけたか忘れ、洗いものは食器に泡が残ってたりします。笑)、集中して取り組んだ時よりも時間がかかっていたり。
電車の中なら大丈夫!と思いきや、考えごとをしていて乗り過ごしたこともしばしば。
片手間の考えごとがこんなにも生産性が低く、時間のロスに繋がっていたなんて…
これに気がついてから、何か大切なことを考えたいときや期限のある検討事項は、考えごとだけに集中できる「時間」「場所」「状況」を整えることにしています。
考えごとのための環境のつくりかた
私の場合は考えごとのためだけに平日に有給休暇を使うこともあります。
もし保育園や幼稚園に入園前の小さなお子さんがいる場合は、一時保育サービスの利用がおすすめ◎
(休日にパートナーと子どもに別の部屋で遊んでてもらう…という方法もありますが、同じ空間にいると大体ちょっかいを出されるのでおすすめしません!笑)
場所は家でもカフェでも、自分が気を使わずに集中して過ごせる場所がいいと思います。
家の場合、テレビやラジオなどはつけない方がより理想的◎
考えごとに専念するとどんなことが起こるの?
意図的に考える時間や環境を作ることで、グッと思考の質が高まり、片手間で考えていた時には思い至らなかったようなアイデアが湧いた経験が何度もあります。
きっと集中することで瞑想に近い状態になり、思考の先のインスピレーションを受け取れるようになると感じています。
考がまとまらなかったり、いいアイデアが浮かばない…という方はぜひ一度、考えごとをするための「時間」「場所」「状況」を意図的に作ってみることをおすすめします!
これまでにはないインスピレーションを受け取れるかもしれません。
ではでは〜!
目代なおこ
好きな食べものは何ですか?
最近「1番好きな食べものって何?」と聞かれることがありました。
その場で考えてみたものの、これ!というものが全然思い浮かばなくて、ビックリ!!
結局はっきりと答えられませんでした。。
その後、改めて好きな食べものを考えてみた。
カレー?餃子?パクチーをたくさん添えたカオマンガイも捨てがたい…
やっぱりハッキリとは分からない。
これって食べものに限らず、一番好きな色や場所、音楽は?という質問でも同じかもしれない。
好みは時が経つにつれて、また状況によっても変わっていくけど、今の私が好きなものを自分自身が理解できていないんだなぁ…
これでは自分で自分を喜ばせてあげられないですよね。
日々の暮らしの中で、今の自分が好きなものや欲しいもの、やりたいことに意識を向ける時間を作って、時々アップデートしたいなと思いました。
早速考えてみると、
好きな食べもの…参鶏湯、栗蒸し羊羹、アヒージョ
好きな飲みもの…コーヒー、ほうじ茶
好きなお酒…モヒート
好きな色…白、ネイビー、テラコッタ
好きな音楽…COLDPLAY、2CELLOS
好きな場所…おうち、長野、広い公園
やりたいこと…ヨガインストラクター、チェロ
行きたい場所…ハワイ、バリ、タイ、ベトナム
時間をとって考えてみたら、これまで思っていた好きなものと違っていました!!面白い〜。
さて、あなたの好きな食べものは何ですか?やりたいこと、行きたい場所は?
ぜひこの機会に考える時間を作ってみてくださいね*
目代なおこ
特別天然記念物として生きる
あなたが今、どんなに自分が取るに足らない存在だと感じていても、あなたはあなたのままでいい。
本を読んだりSNSを見て、熱心に勉強してもいいけれど、他の誰かになる必要はないし、多分なれない。
だってあなたはこの地球でただ1人の存在だから。
それはこれまでも、これからも変わらないこと。
これだけでも、自分という存在ってすごいなぁ…と思う。
だって地球にたった1人なんて、希少な生き物すぎる!!
誰もがトキやライチョウのように、特別天然記念物と言ってもいいぐらいに貴重な存在!
だから唯一無二の特別天然記念物であるあなたと誰かを比べることは、まっっっったく意味がないこと。
自分自身で比べることもそうだし、周りから比べられることもそう。
もし比べることや比べられることに疲れているなら、もう安心して大丈夫。
あなたはあなたのままで十分に満ち足りた存在だから。
ありのままの自分を愛して、愛されて、この特別天然記念物な人生を楽しもう♡
目代なおこ
目の前のイライラや過去の感情を手放す「イメージング」
ふとした瞬間に過去の思い出したくない記憶が浮かんで嫌な気持ちになることってありませんか?
もうかなり前の出来事で忘れかけていたのに、鮮明に思い出してしまう。
その当時に戻ったように、嫌な気持ちをフレッシュに味わえるから不思議ですよね〜。笑
「自分の未消化な気持ちとちゃんと向き合った方がいい!」と言われることもありますが、私はあんまりそうは思わなくなりました!
もちろんその出来事が起きてすぐは考える時間を持ちますが、ずっとずっと囚われ続けていると、こだわりや執着になってしまうことも。。
だから、なるべく早く「今」に帰ろう!と心がけています*
今日は私がやっている、過去の嫌な気持ちを思い出してしまった時のリフレッシュ方法をご紹介します!
これは過去の感情だけでなく、目の前の出来事にイライラしたり悲しみに暮れたりしいる時にも、スーッと心をあるべき場所は戻してくれますよ*
私は2つの方法をやっていて、どちらもイメージングなのですが、なんとなく違った効果があるので、両方ご紹介します。
●まずは軽く目を閉じて自分の呼吸に意識を向ける。
A.思いを野球のボールに見立ててバット(金属)で打つイメージ →男性やスポーツの経験のある方、スッキリしたい方に
(1)嫌な思いが湧いてきたら、誰もいない野球場をイメージする。
*ドームではなくて空の見える野外球場がおすすめです!
(2)マウンドからボール(嫌な思い)がゆっくり近づいてきたら、それをバットで思い切り打つ。
(3)打った時の「カキーーン!」という音を聴きながら、どんどん遠くへ飛んでゆくボールを眺める。
(4)ボールが空の遠く彼方に消えいくのを見届ける。
*野球のイメージが湧きにくい方は、ゴルフやテニスなどボールを打つスポーツでも◎「カキーン」という音も大事なので野球がおすすめです!
B.静かで幻想的な川に、想いを乗せた船を流すイメージ →どちらかというと女性や、情緒的な思考をお持ちの方、穏やかな気持ちになりたい方に
(1)静かで誰もいない、幻想的な川をイメージする。
(2)笹舟のような小さな船に、浮かんでいる記憶や思いを乗せる。
(3)そっと川に流して、ゆっくりと流れていく様子を眺める。
(4)だんだん船の形が霞んで見えなくなるのを見届ける。
●ABどちらも、もし1度のイメージで気持ちが落ち着かない場合は繰り返してみます。 そして気持ちが落ち着いたら、呼吸に意識を戻しゆっくりと目を開けましょう。
AとB、どちらが自分に合いそうでしたか?
イメージしやすい方をやってみていただければと思います◎
はじめは「こんなものかなー?」という感じですが、何度かやっていくうちにイメージのコツもつかめて、気持ちが落ち着くことを感じられると思います。
ゆくゆくはあなたならではのイメージングも見つかると思いますので、アレンジしてみてくださいね*
目代なおこ