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時には目線を変えてみる
休憩時間にランチに外へ出た時、ふと上を向いて歩いてみたくなりました。
それはクヨクヨせず上を向いて…という気持ち的なことではなくて、目線を上にして歩くということ。
意識してやってみると、まずオフィス街でもきちんと空があることに気付き安心する。
そして今まで何度も通っていたけど気がつかなかった、時計やお店を見つけたり。
目線が上がると自然と胸を開くからか、なんとなくリフレッシュ感もありました*
何も意識せずにいると、私たちは正面か、やや下の地面を見ていることが多いように思います。 肩周りも縮こまりがち。
そしていつも歩く通勤や通学の道のりも、その目線の景色を見続けています。
きっと気がつかなかった素敵なものたちがいくつもあったんだろうなぁー。
逆に見なくてよかったものもあったかもしれないけれど!
でも時にはいつもと違う目線で歩いてみようかな…と思いました。
あんまりいつも上を見て歩いていると、ぶつかったり、転んだり、犬の落し物を踏んだりしそうなので、ほどほどに。笑
あと雨の日は濡れてしまうから、やめておこう。
何気ない毎日の習慣が変わったら、人生は大きく変わってゆくのかもしれないね*
目代なおこ
売店のお母さん
最寄り駅の中にある小さな売店。お店の人は60代ぐらいの2人の女性です。
なんとなく2人の雰囲気が似ていて、初めは1人かと思っていたけど、よくよく見ると違うので、多分2人。
朝お茶を買うと、笑顔で迎えてくれて、最後は必ず「いってらっしゃい!気をつけてね!」と声をかけてくれます。
自然と「いってきます!」という言葉が出てきて、今日は大丈夫そう、という安心感が生まれる。
買い物をしない時でもなんとなく目をやると、無愛想そうに見えるおじさんや、学生さんにも分け隔てなく言葉かけています。
お客さんの反応はそれぞれですが、急いでいる朝でもなんとなく和やかな空気に包まれている感じ。
時には何も買わないで挨拶だけする人や、身の上話をする人も。
また、すぐ隣に自動販売機もあるのに、わざわざ売店でお茶を買う人もいます。
それを見ていて、「寮母さん」のようなイメージが伝わってきました。
実の母とはもちろん違うけど、少し特別な女性性のエネルギーというのかな。
離れて暮らす母には言えない「行ってきます!」を言える場って、すごくいいなぁ、と思う。
あとお母さんや家族の「いってらっしゃい!」や「気をつけてね。」という言葉の持つパワーも改めて感じました。
忙しく過ぎていく毎日の中で、おざなりになっている言葉がけや、愛のある空気感。
きちんと意識の中に戻して、大切にしていきたいですね*
目代なおこ
空腹の気持ちよさ、そして幸せ
健康診断シーズンですね。私もつい最近行ってきたばかり。
健診の時間が14時からだったので、それまでは絶食です。
いつもだとランチの前に間食をすることもあれば、なにも食べないまま15時を迎えることも。
だけどなーんにも口にしてはいけないとなると、なんとなく不安に。笑
そして13:30を過ぎた頃、健診会場に向かう道すがらでお腹がぐーぐーなり始めました。
会議中や満員のエレベーターの中だとちょっと恥ずかしくなりますが、外を歩いていたり一人の時間だったら全然気になりません。
体が軽くて、なんとなく意識もクリアーに感じます。
そして気がついてしまいました。
空腹って気持ちいい。
これはきっと私が健診のあとは食べられることが分かっていて、空腹に終わりがあることが前提なのかもしれません。
普段から食べるものに困っていたら、空腹は不安や恐れに直結するのでしょうね。
そう思うと空腹を気持ちいいと感じられる、ありがたさ、幸せがじわじわ押し寄せてきます。
健診後にタイ料理を食べたのですが、いつも以上に甘味、酸味、辛味など色々な味が口の中に広がりました。
大げさだけど、五臓六腑に染み渡るってこんな感じかも。
少しの間休んでいた胃腸たちが、ぐぐぐっと動きはじめるのも分かります。
あぁー、生きてるなぁ、すごいなー、という思いが心の中にじわーっと広がる。
やっぱり日常は完璧で、たくさんの幸せと安心感に包まれているんだなと実感した空腹でした。
目代なおこ
まだまだ癒しを与えてくれる金木犀
台風と金木犀の香り
大きな台風が過ぎ、またぐーんと季節が進みましたね。