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もし人生が、正解も失敗もない実験だとしたら
私たちの毎日は、一瞬一瞬の選択の積み重ねです。
例えば朝早く目が覚めて、そのまま起きるのか二度寝するのか。
朝ごはんにトーストを食べるのか、おにぎりを食べるのか。
洗濯物は外に干すか、室内干しにするか。
洋服は何を着るのか。
などなど、数え出したらキリがありませんよね。。
日常の選択は大まかに分けてみると、やるかやらないか、というもの。
その中には、すぐにやると決断できるものと、やりたいのに出来ない…というものがありませんか?
私の場合は、ヨニケアやヨガのレッスンをやりたいと思ってから、実際に始めるまでに半年ほど経っています。
なぜ時間がかかったかというと、失敗するのが怖くて、準備を完璧にしようと躍起になっていたからです。。
また、準備不足のままでお知らせすることが恥ずかしい、とも感じていました。
完璧なんてあり得ないはずなのに、まだ足りない、まだ足りない…とスタートを先伸ばにしていたのです。
このように、やりたいことが出来ないのには、いくつか理由があります。
1.失敗するのが怖くて出来ない。
2.恥をかくのが嫌で出来ない。
3.そもそも本当はやりたくない。
などなど、大きく分けるとこんな感じです。
3のそもそも本当はやりたくない、という場合はやらなくていいですよね!
でも1と2の場合は、実際にやってみないと、いいのか悪いのかが分かりません。
行動することで、はじめて結果を得られます。
そんなことを頭では分かっていつつも、体が動かないことってありますよね。涙
そんな時のマインドでおすすめしたいのが…
ーもし人生が、正解も失敗もない実験だったらー
私はこう考えるようになって、チャレンジのハードルがものすごく下がりました。
人それぞれ経験や価値観が異なる中で、たった一つの正解なんてありません。
またある方向から見れば失敗でも、違う方向から見れば成功だったり。
目的や状況が変われば、結果の捉え方も大きく変わります。
だから幻想の正解を求めて、準備し続ける必要はありません。
もし失敗したとしても、また違う方法を考えて行動すればいいんです◎
失敗する怖さよりも「これをやったらどんな結果になるんだろう?」というワクワクした気持ちを大切に。
まだまだ長〜い実験の途中です。
色々な結果を楽しみに、私もトライしていきたいと思います!
ではまた!
目代なおこ
圧倒的に、わたしに足りなかったもの
実を言うと、わたしは子どもの頃から運動が得意ではありません。体も硬かったので、小学校のマット運動がものすごく苦手でした。
50m走では10秒台!
水泳で平泳ぎをすれば25mで1分越え!!
体力測定では握力13!!!
とほほ・・・。
中学校では体調不良によりバドミントン部を途中退部。高校では野球部のマネージャーだったので、スポーツに打ち込むという経験がありません。
大人になってからの運動といえば、フラやヨガをすること、そして子どもの送り迎えで自転車に乗ること。
そんな私がヨガインストラクターをはじめたので、家族や友人は「本気なの?」と驚いていました。笑
そんな私も今では毎日のヨガが習慣になり、自宅で筋トレも行なうように!
そして続けていくうちに大発見をしてしまったのです。
それは、わたしが運動が苦手だったのは筋肉不足が原因だったかも…ということ!!
そんなにハードではないものの、毎日トレーニングを続けていると、少しずつ体が変わってくるのを実感しています。
実際に私が感じている変化はというと・・・
1.全然できなかった腕立て伏せが、スムーズにできるようになった。
2.足を上げたままキープする腹筋トレーニングの、キープ時間が長くなった。
3.疲れにくくなった。
4.寝つき、目覚めがよくなった。(これは想定外!)
5.ヨガのアーサナ(ポーズ)の際、ただ伸ばすだけでなく、筋肉を使うことでさらに深
まることが体で分かった。
そして、この中で最も大きな気づきは5つ目です。「体を動かすには筋肉が必要」ということが体感として分かったのです。
「そんなの当たり前!」と思いますが、私はそれを体の動きとして理解していませんでした。
だから前屈の際、柔軟性だけでどうにかしようとして、いてててて・・・となったり。
50m走でも足の筋力が不足していて、足を速く動かしたり、大きく踏みだしたりできていなかったと思うのです。
部活動や習い事で継続的に運動をしていたら、きっとその中で筋トレの時間もありますよね。
でも、わたしの場合はそれがなかったので、筋力をつけるタイミングもなかった。。
これに気がついてた時、結構衝撃でした。
もしかしたら子どもの頃に筋力をつけていたとしても、結局他の人には及ばない程度の運動能力だったかもしれません。
でももう少し運動を楽しめたのでは、と思うのです。
過去は取り戻せませんがせっかくの気づき。これから筋力をつけつつ、運動を楽しんでいきたいと思います!
今からでも遅くありません。行動すれば、体は応えてくれます。一緒に変容を楽しみませんか?
目代なおこ
レッスンから日常へと続くヨガ、はじめませんか?
ヨガというと、スタジオやフィットネスクラブで、レッスンを受けて行うものというイメージが強いのではないでしょうか。
私自身もインストラクターの道へ進むまでは、そう思っていました。
週に1日、スタジオに行ってヨガをする。そして残りの6日はヨガのことを考えることは、ほとんどありませんでした。(汗)
今では、マットの上だけではなく、マットの外でも常にヨガがそこにあり続けています。一つのお守りのような存在として。
例えば会社でパソコンに向かって仕事をしていて、集中力が切れてしまった時。
席を立って、給湯室や人のいない廊下へ向かいます。
そしてターダーサナ(山のポーズ)で深い呼吸を5回ほど。
すると、スッと意識がクリアーになって「私は今、ここにいる。」と実感できます。
また会議中などでアーサナ(ポーズ)をとれない場合でも、ヨガがあることを知っているだけで心がとっても楽になるんですよね。
ヨガはいつでもそばにあり続け、必要なタイミングで人生をサポートしてくれます。
当然ですが、スタジオでのレッスン時間より、それ以外の時間の方が圧倒的に多いはず…。
「スタジオでのレッスン時間だけでなく、暮らしの中のヨガもサポートしたい。」
そんな思いから、生徒さん自身が「自分に必要なアーサナを選択できること」「安全に再現できること」を目指して、レッスンを行っています!
その場で終わりではない、日常に続いていくヨガをはじめませんか?
まずは体験レッスンから、お待ちしてます!
目代なおこ
なかなか寝つけない時に、子どもに学ぶ安眠ポーズ
夜、こっこちゃんが眠りにつくのを見届ける瞬間が、大きな癒しの今日この頃。
あんまり直視していると目が合って、そこから長い長いおしゃべりタイムが始まることも…だから薄目でこっそり見るのがポイントです!笑
こっこちゃんは必ずうつぶせ&足を曲げて、カエルのような姿で寝入ります。
少しすると寝返りをうって、アクロバティックに布団を動き回ります。
でも寝入りは100%カエルなのです。
これは寝返りを打つようになったぐらいから、ずっとそうなんですよね。
乳幼児突然死症候群のリスクがあるので、乳幼児のうちはうつぶせ寝には気をつけていました。
ひっくり返しても、気がつくとうつぶせになってるから不思議です。。
お腹にいた時にお腹の中で手足を曲げて、体も丸めて過ごしていたから、安心感があるのかもしれませんね。
また、これはあくまで私の考えなのですが、きっと子どもって、自分がリラックスできるポーズを知っているんじゃないかと思うんです。
私たちはその寝方を教えていないですし、できれば避けようとひっくり返しているのに自然とその姿になる。
私の娘は5歳なのですが、子どもって本当に素直で…。自分がやりたいこと、心地いいものを迷わず選びます。
きっとカエル寝も安心できて、心地いいからやってるんですよね。
ヨガのレッスンの中でよく登場する「チャイルドポーズ」。
ご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思います。
このポーズはお腹にほどよい圧がかかることで、副交感神経が刺激され、リラックス効果があるとされています。
レッスンの中ではポーズとポーズの間に入れる、おやすみのポーズのイメージが強いですよね。
でもこのチャイルドポーズ一つでも、しっかり心と体を整えてくれます。
なかなか寝つけない時に、チャイルドポーズをして、ゆっくり5回ほど呼吸をしてみましょう。
肩の力を抜いて、奥歯の噛みしめもほどいて…
覚醒モードからおやすみモードの切り替えに◎
私自身、子どもの頃から寝つきがよい方ではなく、特に旅行先では一睡もできないこともありました。。
自宅でも眠れず、気がつけば深夜3時なんてことも。
眠れないって体だけでなく、心も辛いですよね。
私の場合はヨガを習慣にするようになってから、だいぶ寝つきがよくなりました。旅先ではまだ時間がかかりますが、眠れないということはほとんどありません。
子どもの頃、ヨガを知っていればなぁ…
そんな風に感じるからこそ、子どもから大人までたくさんの方々にヨガをお届けしていきたいと思っています。
リラックスしたい時や就寝前など、ぜひ暮らしの中にチャイルドポーズを取り入れてみてくださいね!
目代なおこ
プレイヤーにならなくてもいい、誰かのサポーターという生き方
東京では梅雨らしい天気が続いています。雨が続いたりコロナのこともあって、なかなか外で思いっきり遊べませんよね。
そんな中、最近5歳の娘こっこちゃんがスマホのゲームにハマっています。なぜやり始めたのかというと、Youtubeでキッズユーチューバーの子達がやっているのを見たからです。
パズルのようなゲームならいいのですが、アクションが多いものになると、思うように動かせない様子。
やりながら体が傾いたり、「できない〜。」と嘆いています。笑
Youtubeで見ている分には簡単そうに見えたゲームも、実際に自分で動かすとなると難しい、ということに気が付いたようです。
何回かトライしているうちに、私やパートナーに「やって〜!」と持ってきました。そしてゲームをしている様子を隣で見ながら、ああでもないこうでもないと口出しだけはしてくるのです。笑
だったらYoutubeで見ていればいいのに、と密かに思っていたところ「なんだか見ている方が楽しいや!」と言って、自分からYoutubeを見はじめました。(ホッ)
このことから少し気づきがあって…。
私は高校時代、野球部のマネージャーでした。中学校でも心と体が強い方ではなかったので、プレイヤーとして熱心に部活に取り組んだことはありません。
だからか、友人から昔の部活の話を聞いたり、大人になった今でもその競技を続けていると聞くと「素敵だな〜。」と羨ましくなることがあります。そして「私もプレイヤーとして部活に取り組めばよかったのかな。」と思ったり。
当時もプレイヤーとしてやっていない自分は、なんだか価値が低いように感じていました。
マネージャーだった私にとっても、チームが「試合に勝つ」ということは嬉しかったです。だからと言って、負けた時にすごく悔しかったわけではありませんでした。
勝ち負けよりも「選手に怪我をしないでほしい」ということや、「できるだけ快適に練習ができるような環境をつくりたい」といったことの方がずっと大事だったのです。
つまりプレイヤーとマネージャーでは、核となるモチベーションや目標、価値観が違っているんですよね。
また、プレイヤーが高いパフフォーマンスを発揮するために、マネージャーは重要な存在です。もちろんプレイヤーが兼任することもできます。でも練習時間を削ることになり、大きなストレスを感じるのではないでしょうか。
今となってはプレイヤーとマネージャーはどちらも必要で、価値観が違っていいと思っています。でも当時はそのことが分からず、もやもやすることがありました。
当たり前かもしれませんが、みんながプレイヤーにならなくてもいい。
もちろん、やりたいならやればいいけれど、無理してやらなくてもいい!
見て楽しむ、応援して楽しむという選択もあるんですよね。
スポーツや音楽の世界だと、そのことがすんなり受け入れられるのですが、仕事やスキルのことになると…。
なんとなくプレイヤーにならないといけないような気になりませんか?(私はなりやすいタイプです)
例えば「自分がヨガに助けられたから、沢山の人にヨガを届けたい!でも人見知りでインストラクターをするのは苦しいかも・・・」と思ったとしたら。
この場合「沢山の人にヨガを届けたい!」ということがミッションなので、インストラクターにならなくても、スタジオでの受付担当や情報発信の担当、でも実現できます。
また、自分がヨガを通して感じたことや体験を、ブログなどで発信するという方法もありますよね。
このように、必ずしも自分がプレイヤーにならなくても、ミッションを実現できるのです。
私の場合は人と関わることが好きだったり、看護の道を目指していたこともあって、インストラクターをはじめました。それでも周りを見渡すと、色々なスキルや魅力を持った人が沢山いて。気をぬくとまた「自分もやらないと!」に陥りそうになります。笑
でも周りの人たちを応援しつつ、私は私の場所でやりたいことをやろう。そんな風に心が決まったら、少し楽になったのでした。
それでは、よい1日を!
目代なおこ