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おもちゃを片付けない子どもを怒りたくなったら
小さな子どもとの暮らしの中で悩ましいことの一つ「おもちゃの片付け」。
とくにクリスマスやお正月の後は一気におもちゃが増え、子どもが喜ぶ姿を見られる嬉しさと同時に、整理整頓が煩雑になりため息をつきたくなります。。
子どもと一緒に断捨離を試みても「う〜ん、これは使うし、これは大事だし・・・捨てるものがない!」とのこと。涙
そんなこんなで、もうすぐ6歳になる娘のおもちゃは増えていく一方です!
増えたとしても、きちんと整理整頓ができていればいいのですが・・・。
なかなか難しいですよね。
私だって子どもの頃はよく母に「部屋を片付けなさ〜い!」と注意されたものです。
大人になった今でも、仕事が忙しい時期や外出が続いた時には、部屋が散らかっていきます。
そして部屋が散らかっていると、心まで荒れてきて。。
育休明けで仕事に復帰してすぐの頃は、部屋も心もすさんでいました。
最近では時間的にも心にも余裕ができ、以前に比べればお家の中もキレイに保てるようになりました。
そんな中、先日何気なく娘の小さいおもちゃやシールが入っている引き出しを開けたら・・・大大大惨事になっていて!!!
もう、ぐっちゃぐちゃのぐっちゃぐちゃだったのです。笑
それを見た途端、急に怒りがふつふつと湧いてきてしまいました…
今まで仲良く遊んでいた娘に「なにこれ!ちょっとひどすぎなんですけど!」「片付けないなら捨てます!!」と言って、片付けを強行してしまったのです。。(大反省)
娘からすれば「なんで急に怒られたんだろう?」とビックリしたと思います。
少し時間を置いてから、なぜ突然あんなに怒りが湧いたんだろう、と考えてみました。
私だって片付けができていないことがたくさんあるはず。
子どもの頃、同じように片付けのことで何度も何度も注意されていたのに。
そして考えているうちに、ハッと気がつきました。
できていないからこそ怒ったんだと。
そもそも「片付けができない自分はダメ」「部屋は散らかったままではいけない」という思いが私の根源にあって。
その部分が、娘の散らかった引き出しによって刺激されたんだと思います。
よく「相手は自分を写す鏡」という言葉を耳にしますが、本当にその通り。
私は娘の中に自分の姿を見て、嫌な気持ちになっていたんですね。。
もちろん整理された空間は気持ちいいし、できればそれを維持していたいけど…
できないときがあっても大丈夫。
「片付けができない=悪いこと」ではない。
そう思ったら、気持ちがスッキリしました!
これからは鬼になって怒りながら片付けるのではなく、娘と相談しつつ、できる時にできる範囲で進めていきたいと思います。
ではまた〜!
やりたいことをやる理由は、たった一つでいい
あなたが何か新しいことを始めようとしているなら。
ずっとやりたかったことにチャレンジしようとしているなら。
それをやる理由はたった一つです。
「自分がやりたいと思ったから。」
でも私たちはつい、それをしてもいい理由やメリットを探したくなるものです。
例えば私がヨガインストラクターの資格を取りたいと思った時。
「ヨガをたくさんの人に伝えたい」という情熱だけではなんだか不安で、「人の役に立てるから」「ニーズがある仕事だから」と、やってもいい理由を集めていました。
それと同時に「自分には向いていないかもしれない…」「安定した今の仕事を辞めてまでやること?」「お金を無駄にするんじゃないか。」など、デメリットも探し始めたり。
そしてそのメリットとデメリットを天秤にかけて、「やるか・やらないか」ということを考えている間に、気がつけば何ヶ月も経ってしまっていました。
ではなぜ、このやってもいい理由やメリット探しをするのでしょうか?
そこには、自分がやることを正当化したかったり、誰かに「なんでそんなことするの?」と聞かれたときにバカにされたくない、という思いが隠れていたりします。
自分が傷つかないための保険をかけているのです。
でもはじめに言ったように、あなたがやりたいと思ったことをやる理由は「やりたいから!」だけでいいのです。
その気持ちは、あなたならではのもので、自分で過去に種を蒔いていたからこそ芽生えた大切なもの。
理由集めのために大切な時間を費やす必要はありません。
自分の内側の声に耳を傾け、やりたいと思ったその気持ちを尊重してあげてくださいね。
ではまた!
これまでに起きたこと、そのすべてが「ギフト」だとしたら
私たちの人生の中には、心が踊るような楽しいこと、素晴らしいことがあれば、乗り越え難いような悲しみ、苦しみに直面することもあります。
もしこれまでに起きた出来事や経験、すべてが自分自身への「ギフト」だとしたら・・・。
ハッピーでポジティブな出来事の場合、言われるまでもなくギフトであると感じるかもしれません。
でも、辛く苦しい、ネガティブな出来事の場合はどうでしょうか?
「なんで私がこんな目に・・・。」と被害者の気持ちが湧くかもしれません。
場合によっては「私がダメな人間だから、こんな経験をしたんだ。。」と、自分自身を責めてしまうこともあるのではないでしょうか。
そして「こんなネガティブな出来事、起きなければよかったのに・・・。」と思いたくなりますよね。
私自身がそう感じていました。
例えば子どもの頃に目にして傷ついていた、両親のケンカ(両親の不仲)。
「どうしてお父さんとお母さんはケンカをするの?」
「ケンカなんて、見たくない、聞きたくない!」
「私のせいなの?」
「なんで私のお父さんとお母さんは・・・。」
中学生になる頃には多感な時期ということもあり、家ではあまり口をきかなかったような気がします。
自分を守るために、心をブロックしていたんですね。
時が経つごとに少しずつ自分というものが確立され、「私は私」という概念が芽生えました。
そして、「あれは二人の問題だから私は関係ないかも!」と思えるようになったことで、とても楽になったことを覚えています。
とはいえ、少し前まではネガティブな出来事としてしか捉えていませんでした。
でも自分自身が結婚し出産したことで、その出来事の捉え方が全く変わってしまったのです。
「あれは、私のために起きたことだった!」と。
両親の不仲を見てきたからこそ、夫婦といえど他人であり、そして2人の歩み寄りの上で調和が保たれるということを学びました。
そして、どれだけ月日が経ったとしても、お互い尊重するべき存在であるということも。
また、子どもの前では夫婦の言い合いはしないようにしよう、と思うこともできました。
その経験を、自分自身の家族づくりに活かすことができているのです。
また、ヨガカウンセラーをはじめたことで、さらにその経験を活かす場が増え、今はあの経験がギフトであったことを確信しています。
過去にネガティブな出来事が起こった時、それはもう起きたことで変えることはできません。
ただその出来事を捉え直す「リフレーミング」をすることはできます。
これからの人生ずっと被害者意識の中にいるか、そのカゴから出て今を生きていくのか、それは自分自身で選択できることだったのです。
もし、過去の出来事にあなたが今も苦しんでいるとしたら、ぜひ一度時間をつくって「その出来事からのギフトはなんだろう?」と考えてみましょう。
できればノートに3つ書いていきます。
いくつかそういった出来事がある場合は、それぞれに対して3つずつ書き出していきましょう。
書いてみて、心や体の変化をじっくり感じてみます。
もし、もう少し癒しが必要だと感じた場合は、目を閉じて5回深呼吸をします。
辛い体験をして、縮こまっている自分をイメージしましょう。
そして今の自分がその頃の自分自身に寄り添って、背中をさすったり、「大丈夫だよ。」「今の私はこんなに幸せに暮らしているよ。」と声をかけてあげます。
もし、この時に涙が溢れる場合は、ゆっくり安心して泣いて大丈夫。
心が落ち着いてきたら、また5回深呼吸をしてゆっくり目を開けましょう。
私たちは本来、自分で自分を癒すパワーを持っています。
もちろん誰かのサポートによって、よりパワフルになることもありますが、「自分にはその力がある」ということを知っておくことが大切です。
そして私たちの前には、自分自身で選んだ世界が広がっているということも。
もしこれまでに起きた出来事や経験、すべてが自分自身への「ギフト」だとしたら、あなたはこれからの人生をどんな風に生きていきたいですか?
もし過去の振り返りやリフレーミングに不安がある方は、TariteMititeYogaのセッション「ライフデザインカウンセリング」でご相談ください。
あなたが本来持っている力を思い出し、自分自身の内側から起こる気づきをサポートいたします✴︎
ではまた〜!
一年を締めくくる前につくりたい、心と感情を整える時間
そろそろ年賀状や、お正月飾りの準備をする頃合いになりました。
今年はいつも以上にあっという間の1年だったように思います。
また、コロナによる影響で先が見えなかったり、臨機応変な対応が求められる場面が多かったためか、なんとなく記憶が飛び飛びだったりしませんか?
私の場合、とくに緊急事態宣言が出ていた期間は、毎日どんな風に過ごしていたか、ぼんやりとしか思い出せないんですよね〜。
今年一年を振り返ってみると、不安や恐れ、寂しさなどネガティブな感情と向き合う場面が多かったのではないでしょうか。
一方で、心や体の健康の大切さ、家族と過ごす時間の豊かさ、人の温かさなど、今まで当たり前にあったものの素晴らしさに改めて気がつく機会にもなりました。
色々な出来事や感情、思考があふれて、こんがらがってしまったり、ネガティブとポジティブの振れ幅で疲れてしまったりするかもしれませんね。
もし心が揺れ動いて疲れてしまった時は、すでに「あるもの」に意識を向けていくと、少しずつ心の波は静かになっていきます。
それでも落ち着かなかったり、モヤモヤするときは、温かい飲み物で一息つきましょう。
それから信頼できる身近な誰かに、そっと胸の内を話してみてください。
「話すこと=離すこと」と言われ、悩みや揺れ動く感情から距離を取り、落ち着いて見つめることができるようになります。
さらに「話すこと=放すこと」でもあり、問題だと思い込んでいるものや執着を手放すことにもつながります。
また、身近な誰かに話しにくいことは、気軽にカウンセラーを頼ってみてくださいね。
なんとなく敷居が高く感じられがちですが、カウンセリングは誰もが受けることができる、心や頭の整理のサポートです。
子どもの頃から1人につき1カウンセラーがついていたら、どんなにいいだろう・・・。
自分のこと、友達のこと、両親のこと、自分の進路のこと。
もし気軽に話せるカウンセラーがいたら、思考や感情とうまく付き合うことができて、大人になってからも、軽やかに暮らしていけるので、と思っています。
そして、そんな思いからTariteMititeYogaでも、12月よりカウンセリング「ライフデザインセッション」をスタートしました(^^)
ヨガとカウンセリングを合わせた「ライフデザインセッション」では、セッションの前後にヨガ(呼吸を深めるワーク)を行うことで心を鎮め、より深くご自身とつながることができます。
そして、ゆっくりとお話を伺う中で、自分だけでは気がつきにくい本当の悩みや問題、考え方のクセなど、深い部分にアプローチしていきます。
そのためセッションを通して、ご自身の意外な本音に気づく方もいらっしゃいます。
忙しい日々の中で少し立ち止まって、ご自身と丁寧に向き合ってみませんか?
日々のお悩みやこれからの人生相談など、お気軽にどうぞ(^^)
ではでは〜!
5年間続けた「冷えとり」をやめて分かったこと
今週に入ってから東京ではスッキリしないお天気が続いていて、とくに朝晩の寒さには体が固まりがち。
わが家は住まいがマンションの1Fということもあって、日中でもうっすら室内が冷えています。。
もともと手足が冷えやすい私は、5年に渡って「冷えとり」をしていました。
その間は一年中、靴下の重ね履きをしたり、白湯を飲んだり、食べ物に気をつけたり。
真夏でも靴下を履いているものだから、家族からは「また靴下はいてる!暑くないの!?」と言われ、私=靴下のイメージだったようです。笑
いまだに素足でサンダルを履くことはほとんどありませんが、靴下の重ねばきはやめました!
やめた理由は3つあります。
1つ目は、靴下をたくさん履いても足は冷たいままだったから。
2つ目は、ヨガや体を動かす機会が増えて、冷えを感じにくくなった。
そして3つ目は、娘がいつも裸足で気持ち良さそうだったからです!
そして、やめてみて思ったのは「やってもやらなくても、あまり変わらない!」ということ。
これは長年やってみた私の個人的な感想ですが、たくさん靴下を履いても、直接的な体の冷えの解消や体質改善は難しいのでは(?)と思います。
もちろん年中素足×ミニスカートで過ごされている方は、靴下やレギンスをおすすめします。
でもある程度冷えないように意識している方は、そんなに頑張らなくってもいいんじゃないかなぁ・・・と思っています。
あと、娘だけでなく子どもたちを見ていると、室内の場合はほとんど裸足なんですよね!
床に触れた足の裏がひんやりしたり、何かを踏む時の感触が気持ちいいみたいです。
たしかに足の裏の感覚が刺激されることは、脳にとっても大切だと言われています。
そして娘の場合、足の裏は冷たいけれど体温は高く、本人も寒さを感じていないようです。
となると、単純に「足の冷え=体が冷えている」とは言えないような気がしますよね。
子どもと私では、年齢や代謝はもちろんのこと、1日の運動量も大きく違っています。
そのため、自分が心地よければ靴下を履くのもいいけれど、あわせて体を動かすことにも意識を向けてほしいな、と思います。
たとえばお家の中だったら、ヨガや軽いトレーニングをしてみたり。
いわゆる運動ではなくても、雑巾がけやお風呂そうじをしてみたり。
しっかり目に家事に取り組むだけでも、結構体がポカポカになります!(家が綺麗になるというメリットも◎)
あと、これからの季節、子どもとの公園遊びも辛いですよね。。
体を動かしている子どもたちは体がポッカポカのようで、なんなら半袖半ズボンの子もたくさん見かけます。(驚)
その点、見守り隊の私たちは小刻みに揺れてみたり、足踏みしてみたり。
でも、ただただ寒い〜!涙
そんなときは、子どもとがっつり遊んでしまうのがおすすめです!
芝生の広場で鬼ごっこや、バドミントンなどでも◎
本気でやると息が上がって、うっすら汗までかけちゃうほど!
それに、いつもは見守るだけの大人たちが一緒に遊び始めると、子どもたちはすごく嬉しいようです(^^)
もし長年「冷えをとり」を続けていてもイマイチ効果を感じていないのなら、日々のヨガや運動で冷えない体づくりをはじめてみませんか?
目代なおこ